邪魅の雫【ネタバレ注意】

思いついた事を列挙。

・前作の陰摩羅鬼の瑕と方向性は同じ。
・前作は姑獲鳥の夏と同じギミックだったけど、今回は絡新婦の理と同じギミックだった。
・前作と同じく共同体、内部と外部の解体について触れられてた。テーマなのかな。(宴の始末でも最後に似たような話があったけど)
・前作と同じくおとなしめだけど関口が微妙に活躍してる。
・前作よりは問題のオチが判りづらくなってた。
・僕と君を指して世界ではなく世間といってたのがすごい腑に落ちた。
・世界と世間の説明にまた小便の話が出てきたけど、この尾篭なネタは京極夏彦が好きなのか京極堂が好きなのかがちょっと気になった。
・登場人物の大鷹の描写に自分の内面が描かれているような気持ちになって鳥肌が立った。
・登場人物の相関図が欲しいと思った。